2009年11月30日

檻の中

またカメラを買った。
またトイデジを買った。
あんまり安かったのでネットオークションに手を出してしまったのだ。
 「そんなにカメラばっかり買ってどうすんの!?」
驚いて母が言う。
 「目は一個しかないのに!」
いやあ。
2個はあると思うよ。

カメラは私の3個めの目になってくれる。

檻の中

でも、ほんとはカメラが欲しいんじゃなくて
ここから、
檻から、
抜け出したいんだ。
変てこな色のトイデジを通してみえる世界は
きっと檻の外の自由な世界なんだ。



posted by だだ at 18:44| 私の空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

ふん。

毎年、12月24日は仕事と決まっていた。
世間様はラブラブのいちゃいちゃのハートマークでいっぱいなのに、
私はイヴまで仕事だよ。
なんてぶつぶつ言いながら仕事してた。
くたくたになって家に帰ってアジのヒラキとか食べて寝てた。
毎年寂しいイヴだった。

だが!
今年は、違う。
ぜんぜん、違う。

きょう上司が嬉しそうな顔でこう告げたのだ。

 「だださん!
  来月の24日と25日は休みにしておいたから!
  奇跡の2連休!
  お泊りOKだよっ!」

・・・・・・・・・・仕事より、辛いよ。
posted by だだ at 00:00| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

自我

故郷をおとずれた。
12歳まで住んでいた町。
「私」が生まれた町。

何もかもが変わっていた。
何もかもが小さくなっていた。

神社の裏の底なし沼は埋め立てられていた。
いっしょうけんめい登った急坂はなだらかになっていた。
秘密基地にしていた材木置き場は空き地になっていた。

空き地

空き地。
しかも売り地。
買おうかな。(買えません)

あの頃、この町はもっと大きかった。
世界はもっともっともっと広かった。
ふるさとは変わる。
私も変わる。

変わらないのは、神社のイチョウの木だけだった。

イチョウ
自我の目覚め
posted by だだ at 22:44| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私信?

「ViviCam買っちゃった」仲間の方へ。
おもしろいオモチャを見つけたのでご報告です。
楽天でみつけたイザワオプトっていう店の、ケータイ用カメラレンズ。

ケータイ用だけどトイカメラでもOK。
たとえば、タンポポの綿帽子をふつうに撮ると
こんな感じ。

季節はずれのたんぽぽ

それが接写レンズをつかうと

たんぽぽの綿毛

綿毛についてた水滴まで撮れちゃった。
トイデジなのに。
ケータイなのに。
すごい写りだ。
めっちゃ気に入りました。
ちっちゃいもの好きな方はいかがですか?


posted by だだ at 17:55| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

おいしい店

近所に新しいレストランがオープンした。
立地がよくて店構えもすごくお洒落だ。
なのに、評判が芳しくない。
訪れた人はみんな口をそろえて
 「味は悪くないんだけどねえ」
と言う。
一体どういうこと?
どういうお店なの?
  「おいしいイタリアンの店で
   おいしいパンの食べ放題がウリの店」
と、いうことは?
実際に行ってみて、メニューを見て笑ってしまった。

 ・ パスタセット(お好きなパスタ+パン食べ放題)
 ・ ピザセット(お好きなピザ+パン食べ放題)

どんなけ炭水化物祭りやねん!

おなかはいっぱいになったけど。
肉と野菜が食べたいです。
posted by だだ at 21:58| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

雨あがった

晴れた!

晴れた!


雨あがりの花々は、水滴をうかべてしっとりと艶かしい。

ミニバラ

 うしろすがた

ほぼ写真日記ですな
posted by だだ at 16:26| 私の空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

なんか泣きたい

秋だ。
赤だ。
これでもかっていうくらい。

紅葉2009


もう、泣きたいくらいの赤色なんだ。


ヴィヴィッドな紅葉

紅葉の写真ってむずかしい。
どんなに見事な紅葉でも、燃えたつ炎の色でも、
カメラにおさめてみればただの赤になってしまうから。
ひとの心にうつる色とレンズを通した現実の色とでは
それだけ差があるのだろう。
正確で精密な一眼レフよりも、トイカメラのほうが心に近い。
posted by だだ at 20:25| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

未来からきたカメラ

おかしい・・・。
これ絶対おかしい・・・。
パソコンの前で思わずうなってしまった。
昨日トイデジで撮った写真の、ファイル情報がおかしいのだ。
撮った日付が

 「2068年 4月15日」

2068年!

どんなけ未来だ。

何年後なのかとっさに計算できないほど未来だ。

私がもう死んじゃってるくらいの未来だ。

某歌劇団はまず存在してなさそうなくらい未来だ。

地球が存在してるかどうかも危うい未来だ。

このカメラ自体もう存在してないに違いないほど、未来の日付が入っちゃってるのだ。

だいぶふざけてるな、vivicam。
posted by だだ at 19:48| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

カメラ散歩@会社

今日はめでたく昼休みがもらえた。
vivicam片手に散歩に出よう。

おもちゃカメラを持って歩けば
いつもとちがう景色がみえる。
毎日まいにちウンザリするほど往復している道が、
どこにつながるのか分らない、不思議な小径にみえてくる。

森の小径

写真とは、事実や真実をうつす鏡なんかじゃない。
シャッターを押すひとの目からみた世界をうつしだすものなんだと
むかしカメラマンのひとが言っていた。
 「この世界は、私にはこう見えている」
って。

みどり

この世界は驚きでいっぱいで
きれいなものがいっぱいで
ツッコミどころでいっぱいだ。
たくさんきれいで
たくさん可笑しい。
この世界は、私にはそう見える。

さざんか

はやく青空を撮りたいな。
posted by だだ at 19:16| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

気の毒な

道ゆくひとの中に見知った顔があったので
・・・あのひと誰だっけ?
尋ねたところ、その場に居合わせた同僚たちが
 「女優さんだよ!」
 「よくテレビ出てるひと!」
 「キレイだよねー!」
口々に教えてくれた。
 「昼ドラによく出てるよね。ご主人に浮気される役で」
 「そうそう、姑にいびられる役とか」
 「夜の2時間サスペンスでも見かけるよね」
 「殺したり」
 「殺されたり」
 「犯人だと疑われたりとか」
気の毒な役ばっかりだね。
 「そうそう、気の毒な人なのよー!」
で、そのひとの芸名は?
 「えっと」
 「えっと」
 「なんだっけ?」
結局、だれも思い出せなかった。
今でも分らないままだ。
役柄よりもそっちのほうが気の毒な気がした。
posted by だだ at 20:27| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋の空を撮りたかったのに

買ったばかりの新しいトイデジViviCam5050。
こんどの休みにはこれで遊ぼう、と思っていたら
休みがなくなってしまった。
仕方がないので昼休みに遊ぼう、と思ったら
昼休みまでなくなってしまった。
 「ダイエットできて、いいやん?」
と上司に言われた。
いやいやいや。
もう十分ダイエットできたから。
このままいくと体脂肪率ヒトケタとかになっちゃって女子を卒業しちゃうから私。

・・・何やってるんだ労働基準局。


てなわけで、きょうは一枚しか撮るヒマがなかった。
晩秋の日の出にカメラを向けてみたのだが、

ViviCam5050

赤いUFOが写っちゃった。
やるな、ViviCam5050。
なかなか、ひょうきん者のカメラのようだ。
posted by だだ at 20:11| 私の空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月18日

ニューフェイス

お気に入りのトイカメラ・ビスタクエストが壊れ気味なので(3台とも…)
新しい子を買っちゃいました。

vivitar vivicam 5050。


ついでにトイカメラ用の魚眼レンズもセットで購入。
ためしにサンジを撮ってみたら

魚眼サンジ

もはや猫ではなくなってしまった。

vivitarはその名のとおりビビッドカラーがウリのカメラ。
どんな色に撮れるのかなあ。
花でも撮ってみたいなあ。
次の休みが、楽しみ、楽しみ。

・・・で、次の休みって一体いつなんだろう・・・。
posted by だだ at 19:44| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

頑張れと

精神的にまいってる人に「頑張れ」と言うのはよくないと聞いた。
励まされるどころか、ますます壊れちゃうんだそうだ。
そうだなあと思って私も言わないようにしてきた。

このあいだ、私がめちゃめちゃ凹んでいるときも
まわりはすごく気を遣って「頑張れ」とは言わなかった。
頑張らなくていいよ。
もっと甘えていいんだよ。
そう言ってくれた。
みんなやさしかった。

だけど一人だけ、こう言ったひとがいたのだ。
 「あとちょっと頑張れ」
と。
 「せっかくここまできたんじゃないか。
  あともう少しだけ、いっしょに頑張ろうよ」

言葉ってのは不思議なもので。
人間ってのはそれぞれなもので。
私は「頑張れ」という言葉にとっても励まされたのだ。

 「どんなに傷ついてもいつか時間が癒してくれる、
  限界まで頑張ることで、頑張れたことで、成長できるから」
だから頑張れって。

会社のもみじ

咲け咲け、モミジ。
私のモミジ。
たぶん、私は潰れないから。

こんな私って
posted by だだ at 22:14| 私の空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

七!

届いた荷物をあいうえお順に仕分けする作業をしていると、
『七条さん』からの荷物があった。
「ひちじょう」だから「は行」に分けたら、先輩に怒られた。
 「それは『さ行』!」
『七』は関西では「ひち」、関東では「しち」と読む。
七条さんは関西人なのだから「ひちじょう」さんに決まっている!
先輩に反抗しかけたとき、振り仮名がうってあることに気がついた。
 『しちじょう』
なんでやー!
関西の裏切り者めー!!
posted by だだ at 18:00| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

心の翼

休日の朝。
4コマ漫画を読もうかと。
のんびりゆっくり、朝刊をひろげて。
息が止まった。
目を疑った。
それが現実だとわかると、母にむかって3回も叫んだ。
 「なーちゃん死んだ!
  なーちゃん死んだ!
  なーちゃん死んだ!」

新聞は、大浦みずきさんが肺癌で亡くなったことを報じていた。
 「宝塚の元トップスター。
 『キス・ミー・ケイト』で花組トップに就任、『ベルサイユのばら』や『会議は踊る』に主演、ダンサーとして活躍しニューヨーク公演にも2回・・・」
などなど。

かっこいい男役だったしすばらしいダンサーだった。
だけど私にとっては『心の翼』を歌う人だった。
『テンダー・グリーン』という作品の歌なのだが、当時小学生だった私は自分で観にいくことはできなかった。
それでラジオで歌だけ聴いた。
母親にかりたラジオからザーザーと雨ふりみたいな雑音にまじってあの曲が流れてきた夜を、私は生涯わすれない。

 体の傷より痛むこころよ
 ともに生きてる命の親しみをもて

正塚晴彦らしい、ストレートな愛にみちた言葉を
なつめさんが柔らかくつつみこむように歌っていた。

歌詞の意味さえよくわからなかったけど、泣けて泣けて仕方がなかった。
私はその頃、思春期で反抗期。
誰に対して怒りをぶつけていいのかわからず、
感情だけが稲妻みたいにほとばしっていた時期だった。
だけどあの夜、ささくれだった心をなつめさんの優しい歌がなぐさめてくれたのだ。

 心の翼よ
 いま届かぬ思いをこめ
 愛しい命のもと
 はばたけ、祈りをこめ・・・

星の夜に、深い森の木漏れ日に。
なつめさんの歌声を思いださずにはいられないだろう。
posted by だだ at 10:42| 宝塚? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

すすきの空

固い絆にたとえられる友情が
時には重い鎖となることを知った。
厚い義理と人情が
この世でもっとも堅固な牢獄であることを知った。

帰りみち、ススキが軽やかにゆれているのを見た。

すすきの空

空いっぱいに。
高く、高く。
posted by だだ at 22:42| 私の空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

流行

近頃どうも寝つきが悪い。
毎晩3時間くらいしか眠れない。
困ったなあ、と仕事場で相談したら

 「あら、私もよ」
 「私も」
 「私も!」

口々に同意する同僚たち。

 「1時間おきに目が覚めるんだよねー」
 「そうそう!トシのせいかなあ?」
 「私は毎朝2時には起きちゃう」
 「私はすぐ眠るんだけど、深夜にぜったい目が覚めて
  甘いもの食べてからでないと眠れなくなった」
 「わかるわかる。毎晩ひらかれるお菓子パーティ!」

なんだコレ。
みんながみんな眠れない人たちなのか。
不眠症が流行ってるのか。
流行りか。
そうか。
なら、仕方がない。
・・・のか?
ま、トシのせいってことで。
秋の夜長だ。
本でも読もう。
posted by だだ at 19:59| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

寒さよけのおまじない

寒かった。
歯がガチガチいうほど寒かった。
雨に降られて風に吹かれて、
びしょぬれの服のまんまで7時間。
かじかんだ手で働いた。
指がだんだんと変な紫色になってきていた。

凍えながらも、なるべく暖かいものを思い浮かべようと頑張った。
このさい現実逃避である。
想像力であたたまるのだ。

 「お鍋。
  グラタン。
  カフェ・オ・レ。
  ホットココア。
  それからサンジ(猫)のいるお布団。」

おまじないのように唱えると、気のせいかちょっと寒さが遠のいた気がした。
気のせいでもいいから唱え続けた。
まるで死にかけのマッチ売りの少女みたいだ。

お鍋、グラタン。
カフェ・オ・レ、ホットココア。
それからサンジのいるお布団。

お鍋、グラタン。
カフェ・オ・レ、ホットココア。
それからサンジのいるお布団。

・・・・・・

数時間後、なんとか生きて我が家に帰った。
家にはお鍋もグラタンもホットココアもなかったけれど
布団には猫のサンジが丸くなって寝ていた。

サンジのいるおふとん

すごくすごく寒かったぶん、
すごくすごく幸せな気持ちになった。
posted by だだ at 22:02| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

トイレ記念日

今日は何の日。
『トイレの日』。
何にでも記念日というものがあるもので。
ひとつ気になるトイレ話を。

先日、とある店でトイレをつかって驚いた。
あまりにもゴージャスだったからだ。
床は大理石で顔がうつるし、ウォシュレットも最新型。
洗面所までついている。
何より驚いたのは、その広さだ。
女性用の個室ひとつひとつが軽く6畳はあるだろう。
私の部屋より広いよこのトイレ!
ここで住めるよ!
感動しながら使ったまではいいけれど。
いざという時になって、ハタと気がついた。

 「・・・遠い・・・」

壁にとりつけられたトイレットペーパーが遠すぎるのだ。
6畳の部屋の端と端。
便座からは1光年くらい離れているように感じられた。
とりあえず私は頑張ってみた。
腕が痛くなるまでいっしょうけんめいに手を伸ばしてみたのだ。
 「うーん!」
だが、やはりダメだった。
なんだか泣きたくなってきた。
たかがトイレでどうしてここまで苦労をせねばならんのか。
窮地に陥った私が目的を達するためにどんな行動に出たかは、
・・・あんまり想像しないで頂きたい。
とにかく、貧乏人にはゴージャストイレは大変つかいにくいのだ。
posted by だだ at 21:41| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

父を越えた日

 たはむれに母を背負ひて 
 そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず
               石川啄木


親戚から米をもらった。
30キロの大袋。
よっこらしょと担ぎあげ、車から台所まで運んでいくと
父がボソッと呟いた。
 「おとうさん、それ重くて持ち上げられなかったんだけどな」
・・・え−っと。
私はいつのまに父より力持ちになってしまったのだろうか。

子供のころ父はなんとなく怖い存在だった。
体が大きくて強いから、ただそれだけで怖かった。
プロレスごっこのたびに押しつぶされそうになったものだ。
どんなに暴れても勝てなかった。
だが還暦をむかえた父はもう、たかが30キロの米袋が担げないと言う。
「そのあまりの非力に泣きて三歩あゆまず」。
思わず啄木の替え歌が口をついて出た。
なんだかせつない夜だった。

 追記
posted by だだ at 20:24| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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