2008年09月25日

泥棒、私

うちの仕事のリーダーは、すごく短気だ。
せっかちだ。
基本は「20分前行動」。
毎朝、始業時間の20分前には全員仕事をはじめる(時給なのに!)。

ところが、今日は上司が遅刻した。
大事な鍵はぜんぶその上司が握っているから、
6時40分どころか7時になっても仕事が始められない。
そして7時01分。
 「遅い!」
リーダーはしびれを切らし、ついに心を決めて、窓から侵入した。
電源を入れた。
そのとたん、

・・・・ジリリリリリリリリリリ!

ねえ、なんか鳴ってるよ?
しかし我らがリーダーは振り向きもしない。
 「仕事が先や、急げ!」
電源さえ入ってしまえばこっちのもの。
私達の仕事場は主に外だから、巨大目覚ましみたいな警報の音も聞こえない。
そのまま放ったらかしておいた。

しばらくしてコピーをとりに事務所に入ると、
警報はまだ鳴り続けていた。
そして事務の人たちがパニクっていた。
 「誰かが窓から侵入したらしい!」
 「うん、それ私」
 「・・・えっと、セキュリティの人が来るんですけど・・・」
 「ごめんごめん。泥棒、私」

そのときドアが開いて、遅刻した上司が寝起きそのままの髪型で登場した。
彼が一日中誰にも口をきいてもらえなかったことは言うまでもない。
posted by だだ at 20:19| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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