2009年03月17日

ご近所の草花(44) 花好き姉妹

小学生の頃、道端の小さな花にしゃがみこんで
 「これはなんていう花なんだろう?」
と疑問をもったとき
 「ハコベの花よ」
と教えてくれたのが、叔母だった。
 「どんな小さな花にも名前があるのよ」
と。

ハコベ

それからずいぶん年月が経ち。
先日、叔母の家に遊びにいったとき
美しい花々であふれた庭を見せてくれながら、叔母は
 「お花の名前なんて知っててもなーんの役にも立たないんだけど
  でも、ちょっと嬉しい、ちょっと得した気持ちになるのよね」
と言った。
この人は何十年経っても変わらないと、ちょっと嬉しくなったのだった。

それに引きかえウチの母!
母も花は大好きだが、
知っている名前といえばツユクサとレンゲとタンポポまでで
それ以外の野草は
 「ちっちゃくてよく見えないわよ!
  名前なんて知らなくっても花は花!
  綺麗なことに変わりはないから何でも同じ!」
・・・一刀両断。
 「庭の手入れ? そんな暇ないわよ!」
・・・切捨て御免。
おかげさまで我が家の庭は、夏はジャングル、冬は枯山水と変化する。
それでも春になれば野生化したクリスマス・ローズだの3年目のチューリップだのがわっさわっさに咲き乱れてそれなりに綺麗なのだから不思議である。
 「お花ってけっこうタフなのよ」
・・・タフなのは貴方です、母。
posted by だだ at 15:19| ご近所の草花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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