2009年05月25日

ご近所の草花(47)

世に「雑草」という名の草はない。
ただ、「雑草取り」という名の作業は存在する。

そいうとき、イバラほど手ごわい相手はいない。
幹が硬いし。
トゲだらけだし。
切っても切ってもへこたれない。
イバラは強い。
強くてしぶとい。
まるで生きた鋼のように。

そんな「雑草キング」イバラの花が、これだ。

閉じたノイバラ

・・・普通に白バラやん!

茨は、薔薇ではないと思ってた。
だって字が違うもん。
華麗で上品でベルサイユとかに生えてそうなやつと、
どこにでも生えてきて服に引っかかってベリッてやってくれるやつとが
おんなじ種類の花だなんて思ってもみなかった。

だけど今日、山の中ですばらしいイバラの群生を見つけたのだ。
2m以上ある大きな木が何本も茂り、立体的に絡みあい、
いちめんに花をつけている。
まるで白バラの城だった。
服をベリッてやりたくないから近づかなかったけど
城の外から香りを嗅いだ。
ふんわり。
いい香り。
タフでワイルドな雑草キングとは思えないほどやさしい香り。
その香りで私は知ったのだ。
イバラも、バラだったと。

ノイバラ
posted by だだ at 21:32| ご近所の草花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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