2009年08月31日

我が子キュウリ

私のシークレット・ガーデン、秘密の菜園のキュウリを
本日、収穫しました。

キュウリ!

もぎたてのキュウリをザッと洗って、塩ふってかじる。
 「すんごいおいしい!」
思わず感動の雄叫びを発したら、若いバイト君に言われた。
 「キュウリくらいでそんなに幸せになれたら良いですね」
キュウリくらいで、だと?
私にとっては大事な大事なキュウリなんだぞ。

仕事がキツくてしんどくて
何か楽しいことはないかと探したけど見つからなくて
だからキュウリを植えたのだ。
朝は早めに出勤して水をやり
昼休憩に草ぬきをして
ちっぽけなキュウリが生長していくのを見るのは楽しかった。
豪雨に負けず葉をひろげる姿に励まされ
黄色い花に癒されて、
我が子のように育てたキュウリなのだ。
キュウリのおかげでこの夏は、
 「過労で倒れた」
とか
 「誕生日の夜にバルサンを炊いてカマドウマと戦った」
とか
 「18連勤を走りぬいた」
なんていう『惨めな夏の思い出』だけで終わらないですむのだ。
この夏は、『会社でキュウリを育てた夏』になるのだ。

夏の思い出をありがとう、キュウリ。
おいしいぞ、キュウリ。
バリバリとかじっていたら通りかかった同僚が
 「おいしい?」
うん、おいしいよ!
 「どんな味?」
キュウリの味。
 「そらそうや! トマトの味にはならんやろ」
いや、だって。
味はふつうにキュウリだから。
お日様の味とか夏の味とか感傷的な味はわかんないから私。
・・・だけど、我が子のように可愛がって育てたキュウリなので
我が子を食べているような変な気持ちにちょっとなりました。
posted by だだ at 20:58| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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