2009年12月14日

すみれ色の空

つかのま、晴れた。
冬らしい乾燥しきった青空だ。
あんまり気持ちがよかったので、草のうえで寝そべってみた。

太陽がまぶしくて目をつぶる。
口だけひらくと、お日様が口のなかまで入ってきてあたたかった。
大地が背中を抱きしめる。
遠くの梢で風のざわめきがきこえる。

ふたたび目をあけたとき、空の青さが目に染みた。
あまりにも青くてほとんどすみれ色にちかい。
広い所に寝そべると、空よりほかはなんにも見えない。
からだ一つで空に漂う。
まるで鳥になったみたいに。
すみれ色の空にすいこまれてゆく。
ぐんぐん。
ぐんぐん。

世界はこんなにきれいなのに、私は文句を言っている。
いつまでも愚痴をこぼしてる。
posted by だだ at 19:46| 私の空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。