2009年12月31日

卒業した

年末の定番で
 「2009年、どんな年だった?」
と質問をされたら
 「仕事してた」
という答えしか出ない。

走った。
走った。
むちゃくちゃ走った。
指示を受け、指示を出し、遂行しながらまた走る。

たくさん泣いた。
たくさん怒った。
たくさんたくさんケンカをした。
ほんとは、あんなこと、言いたくなかったのに。

心身ともに壊してしまって酷い年だったと思う。
だけど最高に密度の濃い1年だったとも思う。
たぶん一生懸命になりすぎただけで。
まわりの人に恵まれて、
たくさんの人からたくさんのことを教わった。
そして最後に、私はやりたいことを見つけた。

・・・そんな仕事場に、きょう、さよならしてきた。
会社はともかく、すばらしい山だった。

この山のことは何でも知ってる。
こがね色の太陽がのぼってくるところも
オレンジ色の夕焼けも
星屑でうめつくされた夜空も

朝、ホオジロがさえずる木も
アカモズのお気に入りの枝も
夕方になるとエナガが群れる林も
アカショウビンの鳴き声が響きわたる空も

リスが運動会をひらく森も
子ウサギがとびだしてくる藪も
鹿のつくった獣道も
食べられる木の実がいつ、どこに生るのかも
ウルシが生えてる危険地帯も
イバラがつくる白い城壁も
リンドウが青く輝くひみつの園も
彩のすばらしい紅葉がみられるスポットも

いちばん最後まで雪の残る斜面も
一年中、風のやまない頂上も
おもしろいほどこだまが返ってくる谷も。

最後の

いっぱいのありがとうを繰り返して、私は、この山から卒業した。
posted by だだ at 19:20| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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