2010年01月08日

別れのチョコレート

年末に退めた会社の新年会によばれた。
行ってみたら、私の送別会になってた。

食べて。
飲んで。
笑った。
いっぱい笑った。

私は現場のリーダーで、みんなを指示する立場だったのだけど
実は(土日のバイト君を除いて)いちばん年下の若輩者だった。
まわりは年上の先輩ばかり。
家族よりも長い時間をいっしょに過ごした仲間なので
私にとってはお姉さんみたいなものだった。
だからリーダーになってからも甘えてばかりいた。
駄々をこねてばかりいた。
慰めてもらってばかりいた。
いちばん仲のいい先輩は、私の制服がほころびると
 「ちょっとそれ、貸し!」
ひったくるようにして縫ってくれた。
上司とケンカして困ったことになったときは、
口下手な先輩がそっと横に来て
 「私はいつでもアンタの味方や」
と言ってくれた。
会社と上司はとんだ馬鹿だが、仲間には本当に恵まれた。
どんなにお礼を言っても言い足りないくらいに。

そんな先輩たちからの餞別はチョコレートだった。
世界で一番おいしいチョコ、リンツのリンドール!
 「あんたは花よりチョコレートやろ」
と言って。

リンドール

 「大人になれなくてごめんなさい」
みんなに謝ったら
 「あんたは、そのままでええ」
 「大人にならんでよろしい」
と言われた。
泣きそうになった。
これを書いてる今でも、みんなの顔を思い出すと泣きそうになる。
こんなにも自分を受け入れてくれる人たちと出会えて
本当に幸せだった。

もらったチョコは、旅立ちの飛行機の中で食べるつもりだ。
posted by だだ at 22:36| シゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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