2010年01月12日

躾、できへん

7つになった姪っ子が
可愛いかわいい姪っ子が
ある夜、電話をかけてきた。
オーストラリアからかけてきた。

わざわざ私をご指名で
 「だだをよんで!
  わたし、だだとおはなししたいの!」
って言うから、いそいそ飛んでいったらば!

挨拶もなしにこう言った。
大きな声でこう言った。

 「DSちょうだーい!」

えええ。
おねだりですかい。
ニンテンドーですかい。

 「DSちょうだい
  DSちょうだい
  DSちょうだい」

3回も言った。
熱烈に欲する気持ちはよく伝わった。
よく伝わったが、しかし!
なんなのだ、このストレートなおねだり体勢は!
半分でも日本人の血を引いているなら謙虚の美徳を忘れちゃいかん!
こんど会ったら厳しく教えこまなくては。
こんど会ったら。
・・・こんどって、いつだろう。

次にいつ会えるかわかんないから、やっぱりあげちゃうんだよね。
おねだりに負けちゃうんだよね。
おばちゃん、アホだから。
受話器にむかってこう言った。
 「DS、私のつかってた中古だったらあげるけど、いい?
  カメラついてないよ?」
 「うん!」
椿の声がウキウキしてた。
それで私も嬉しくなった。

子供は甘やかしちゃいけない、って言う。
むやみに物をあげてはいけない、って言う。
それは、子供にいつでも会えるひとの言葉なのだ、きっと。
これが電話じゃなかったら、あの子が目の前にいたら、
きっと私も叱りつけていただろう。
メールでもなく、手紙でもない。
電話って、すぐ近くに声が聞こえるのに抱きしめることができない、
そのもどかしさがちょっと卑怯なのだ。
しかたがないから
 「おねだりで国際電話かけてくるな!」
と、母親を怒っておいた。
posted by だだ at 20:21| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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