2010年01月20日

読み直し

とあるブログさんで小説の誤植をみつけたという記事を読んだ。
タイトルも書いていなかったがひとめでわかった。
この本、持ってる。

それから探した。
本を探し。
誤植を探し。

とうとう見つけた。
十数年ぶりに手にする本だ。

cicada

誤植がめあてで探したはずが。
開きなおして、そのままイッキ読み。
とてもいい本だったから。

本は、色あせない。
頁が黄ばんでも、表紙がはずれかかっても、
物語は色あざやかに蘇る。
記憶とともに。
思い出とともに。
旅先で読んだ本を再びあければ、そこで見たもの聞いたもの、食べたアイスクリームの味までもが蘇る、本は魔法の道具なのだ・・・とは、コルネーリア・フンケの言葉だったか。
私はこの本を最初に読んだ当時の、学生時代の友達の顔を思い出した。
たくさん観た舞台を思い出した。
あのころを思い出した。
そうしてそのうえで、学生時代には理解しきれなかった心情や美しい言葉が、たくさん描かれていたことを知った。
読めば読むほど・・・本は、いいものだ。
posted by だだ at 21:31| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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