2010年01月23日

お祓い京都

京都へいってきた。
というか、連れていってもらった。
「通」の友達のあとをヒヨコみたいにピヨピヨ追いかけていった。
・・・いつものことだけど。

最初に訪れたのは知恩院。
の、山門。
知恩院 山門
ふだんは閉鎖されている山門の2階部分がいま特別公開中なのだ。
急な梯子階段をのぼり、つめたい風の吹きつけるテラスをぐるっとまわって建物の中に入る。
扉を押しあけて、思わず立ち止まった。
みっしりと閉ざされた暗闇に小さな灯りがいくつか床を照らしているだけだ。
中央に宝冠をつけた釈迦如来、まわりに羅漢がずらっと並ぶ。
暗闇のなかで見る羅漢様は怖い。
だいぶ怖い。
怖いが、それよりも、天井を悠々と翔ぶ龍や天女、隅々まで描きこまれた緑や赤や黄の彩りが圧倒的だった。
滴るように鮮やかだ。
花畑にでもいるような。
なんてヴィヴィッドな世界なんだろう。
扉を閉ざし、闇に守られてきた彩だ。

良いものを観た。
青蓮院

青蓮院。
静かで心地よいところだった。
日あたりのいい縁側から庭を眺めてちょっとくつろいだ。

岩倉実相院。
ここも静かなお寺のはずだったが、ちょうど団体さんがバスでやってきたところで
 「あかん、団体さんきた!」
 「挟み撃ちにされたぞ!」
 「こっちだ!こっちは今ひとがいない!」
 「よし、虎の絵だ!」
順路を無視して団体客から逃げ惑い。
なかなかスリリングであった。
騒がしいことこのうえないが、これはこれで、楽しい拝観だった。

さて本日のメインイベントは「お祓い」だ。
上賀茂神社へ向かうのである。
つかのまのぞいた青空に鳥居の赤が眩しい。

上賀茂神社

有名どころの寺社では、大勢でずらっと並んで流れ作業みたいな厄除けをする、なんて話を聞いたことがある。
だけどここでは私達2人だけのためにお祓いをしてくれた。
神様がちゃんと向かいあって顔をみて話を聞いて下さっているような気がした。

神主さんが大幣を振る。
頭を垂れているので見えないが、ふぁさっ、ふぁさっ、と風がくる。
とても不思議な感覚だった。
巨大なハタキで頭上のホコリを払われているみたいだ。
私にとりついてるわるいこと全部、
わるい気持ちも
わるい身体も
払って綺麗になったみたい。

ハタキの次には金色のシャンシャンを振ってもらった。
これはちょっと華やかで楽しい気分になる。

友人いわく、祝詞がとても良かったらしい。
わかりやすい美しい言葉で感動的だったらしい。
私はワッフルコーンみたいな天井の格子が気なってあんまり聞き取れなかった。
残念なことをした。

お祓いのおかげか、今のところ腰痛も五十肩もすっかり治っている。
やっぱり何か憑いてたのかもしれない。

良い旅でございました。
posted by だだ at 23:23| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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