2010年10月02日

平城宮跡

いっしょに行こう。
遠くへ行こう。
2人っきりで!
と、デートに誘ったら断られた。
 「2人っきりはイヤー!」
妹は身体が不便なのでヘルパーさんを雇うはずだったが
都合がつかなくなり、私と2人だけで行くことになったのだ。

イヤとか言われたが、でも行く。
何ヶ月も前から約束してたじゃないか。
お姉ちゃんは行きたいんだ。
平城宮跡!

朱雀門

イヤがる妹を無理に車に乗せて来た。
平城宮跡はおそろしく広くて
だだっぴろい野原みたいなところだった。
日差しは強いが、吹き抜ける風は爽やかだった。
 「気持ちがいいね」
と言いながら車椅子を押していくと
野原のまんなかに古代の建物がどーんと建っている。

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ふてくされ気味だった妹も
ようやく重い首をあげ
朱色の柱を見上げて顔いっぱいにニッコリ笑った。
なんて大きいのだろう。
なんて美しいのだろう。
なんて素敵なモノをつくったんだろう。
やるなあ、ニッポン!
これが入場無料だなんて奇跡だよ!
(誰がお金だしてるんだろう・・・)

私も妹も歴史好きだが
ここへ来る人は大抵そうらしい。
老若男女がおしなべてマニアックな会話をしている。
若いカップルの会話に「藤原仲麻呂」とか出てこないよね普通。

さて、歴史テーマパーク「平城宮跡」。
ハリボテではなく、大極殿の中までちゃんとつくってあるのが嬉しかった。

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お土産コーナーも充実しており
あれだけ不評だったはずの「せんとくん」グッズをみんなして買い漁っているのだから不思議なものだ。
私はやっぱり気持ちわるくて買えなかったけど。

ただ、カフェラテだけは飲んできた。

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1300年前。
昔の日本人は中国に憧れ、中国を手本としていた。
服装も
法律も
もちろん、この都も。
それが今や、あの国は「あしき隣人」だ。
天平人が聞いたら腰を抜かすだろうな。

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posted by だだ at 23:40| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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