2008年04月03日

ひなあられマジック

帝王切開で子供をうんだため、妹はただいま入院中。
長女の椿は母親が恋しくてしかたがない。
夜になればマミィマミィと呼んで泣く。
見舞いに行けば
 「帰らない!」
と座り込みを敢行する。
 「マミィと寝るの!」
母親のいない穴はほかの誰にも埋められないわけで、
見ているほうもけっこうつらかった。

今日もまた「帰らない」とだだをこね始める椿。
すると
 「車の中で、ひなアラレ食べてもいいよ」
と妹が言った。
ひなあられ・・・私が日本で買って持ってきた、ひなあられ。
それは貴重な貴重なお菓子だった。
 「ひなあられ、食べてもいいよ」
すると
 「うん!」
椿はびっくりするくらい大きくうなずき、ほほえんで、
とよすのひなあられを抱えてドアまでスキップして行った。
 「はやくはやく!」

かくして、どんなキャンディもラムネもチョコレートもなしえなかった偉業をを、ひなあられはやり遂げたのだ。
椿はひなあられを指でつまみながら、ごきげんで家に帰り、
マミィにおやすみなさいの電話をかけてから、寝た。
昨夜より1時間半も早く寝た。
ばんざい、ひなアラレ!
posted by だだ at 20:58| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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