2008年04月08日

Asian

今、私が滞在しているのはオーストラリアの東側、ブリスベン郊外だ。
美しい海とたくさんの木々、
大自然にかこまれた閑静な住宅地。
田舎とはいえ買い物には困らないし、
建ちならぶ家々はすべて庭付き一戸建て。
緑をながめながら海までのお散歩は最高に気持ちが良い。
まるで映画にでも出てくるような、美しくてのどかな町。
心が和む。
くつろぎのパラダイス。
・・・なのだけど。

こないだ買出しに行ったのです。
アジア人街に。
郊外の住宅地に住むアジア人はほんのわずかだけれど、
シティ周辺には大勢いるらしく、
アジア人御用達のショッピングセンターができている。
そこはまさにリトル・アジア!

中華レストラン、寿司屋、マレーシア料理の店、
回転焼き、どら焼き、肉塊をぶらさげた店、
韓国ドラマのDVDに日本のアニメ、
サンリオグッズに中国の安物Tシャツ、
あふれる漢字とハングル文字、
スーパーは狭くてぎゅうぎゅう詰めに商品がならんでいる。

この暑苦しさ!
エネルギッシュで汚くてほこりっぽい!
・・・あああ、アジアだ!

どんなに私がそこでくつろいだか、 
安心できたか、
嬉しかったことか。
自分でも驚いたくらいだ。
私はこんなにもアジア人なんだと思い知らされた。
洋食を食べ、アルファベットををつかい、
欧米化された生活を送っているつもりでも、
白人社会に来てみれば、
自分達かいかにアジア人であるかを思い知る。
こぎれいなオーストラリアの町よりも、
ごみごみした有色人種の町にくつろげる。
・・・私は、ここに居てもいいんだ。

白人社会の美しい違和感のなかで、
私達は、日本人であるまえにアジア人だった。
posted by だだ at 07:34| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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