2008年04月12日

帰国しました

椿はお姉ちゃんになりました。
生後2日目の妹を抱いています。

おねえちゃんだよ

マクドナルドのハッピーセットのおまけが、前にもらったのとカブったりすると
 「これは、いもうとにあげる」
とか言っています。

そして、3月末にうまれた赤ん坊は。
桜の季節にうまれたけれど
菫も候補にあがったけれど
梅の花から名前をとりました。
ハンドルネームは「梅」にしておきます。

うめ・生後11日目

姪っ子が2人になったら
幸せが2倍になったけど
別れのつらさも2倍になってしまった。

おばちゃんは泣き虫だから
あんたたちの顔をみると
バイバイがちゃんと言えなかったよ。

・・・ということで帰国しました。
メールを頂いた方々、月曜日にはお返事しますので。すみません。
posted by だだ at 21:18| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

子どもの目

オーストラリアで産まれた赤ん坊は人生の11日目を迎えた。
日に日に大きくなっていく、その様子は驚異的だ。
鳥か魚のようにふにゃふにゃしていた手足が太くなり、
頭は毎日ひとまわりずつ大きくなっていく。
指も爪もずいぶん人間らしくなった。
目にも白いところが増してきた。
ちょっとは見えているんだろうか?
きれいにきれいに澄んだ瞳がじいっとみつめてる。
この子はこれから、いろんなものを見るのだろう。
この国には美しいものがたくさんある。
エメラルド・グリーンの海に七色の鳥、
ユーカリの森やきらめく星空。
きれいなものをたくさん目にして育ってほしい。
大人になれば汚いものをたくさん見なくちゃいけないから、
子供のあいだに覚えてほしい。
君が生まれてきた世界は、とっても美しいものなのだと。
posted by だだ at 08:24| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

新生児パンチ!

昨日、妹と赤ちゃんが退院してきました。
生後4日目。
オーストラリアの赤ちゃんは、たとえ帝王切開で生まれてきても、
お腹から出てすぐにお母さんの胸に直行です。
2人はずーっと同じベッドで過ごし、できるだけ早く退院。
自然分娩なら一泊二日で帰されるそうです。

私がブリスベンの空港から病院に駆けつけたのは生後2日目でした。
生まれたばかりの赤ちゃんに触れるのは初めてです。
小さくて。
細くて。
世界で一番かよわい生き物。
しわしわの手足は鳥のヒナのよう。
顔にもときどき、おっさんみたいなシワが寄る。
ちいさなあくびをする。
ちいさなくしゃみをする。
お乳を求めてちいさな口をぱくぱくさせる。
うごめくほそい指に私の指をからませると
思いがけずしっかりと握りかえしてくる。
まっくろな黒目だけの目をひらいて世界をみまわしている。

そんなに弱くてちっちゃい赤ん坊なのに。
昨夜、抱き上げてあやしていたら、
 「炸裂!
  新生児パンチ!」
ぎゃあぎゃあ泣きながら平手打ちをしてきた。
うす皮のように繊細な爪で私の鼻をひっかいた。
けっこう、効いた。

・・・強い子になる。
posted by だだ at 10:28| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

ひなあられマジック

帝王切開で子供をうんだため、妹はただいま入院中。
長女の椿は母親が恋しくてしかたがない。
夜になればマミィマミィと呼んで泣く。
見舞いに行けば
 「帰らない!」
と座り込みを敢行する。
 「マミィと寝るの!」
母親のいない穴はほかの誰にも埋められないわけで、
見ているほうもけっこうつらかった。

今日もまた「帰らない」とだだをこね始める椿。
すると
 「車の中で、ひなアラレ食べてもいいよ」
と妹が言った。
ひなあられ・・・私が日本で買って持ってきた、ひなあられ。
それは貴重な貴重なお菓子だった。
 「ひなあられ、食べてもいいよ」
すると
 「うん!」
椿はびっくりするくらい大きくうなずき、ほほえんで、
とよすのひなあられを抱えてドアまでスキップして行った。
 「はやくはやく!」

かくして、どんなキャンディもラムネもチョコレートもなしえなかった偉業をを、ひなあられはやり遂げたのだ。
椿はひなあられを指でつまみながら、ごきげんで家に帰り、
マミィにおやすみなさいの電話をかけてから、寝た。
昨夜より1時間半も早く寝た。
ばんざい、ひなアラレ!
posted by だだ at 20:58| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月31日

いや、旅行ではなく。

本日3月31日の夜から10日間あまりオーストラリアへ行ってまいります。
妹の出産が近いので、
出産経験のない私がお手伝いに行くのでございます。
頼りないったらありゃしない。
ケータイを持っていくのでここの更新は続けますが、
メールその他のレスは帰国後になりますので、よろしくです。

機内で何を読もうかなあ。
やっぱり『日々、ことだま』でしょうかね?
posted by だだ at 00:42| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月09日

痛可愛い

猫は身軽な生き物だ。
高いところから落ちたって、
宙でクルッと一回転、
見事に着地してみせる、・・・はずだったんだけどなあ。

うちの猫。
ベッドから降りるのに失敗して、
足を捻挫しました。
なにもそんな低いところから落ちなくてもと。

posted by だだ at 23:25| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

信じる?信じない?

 「日本人は迷信深いね」
とアメリカ人に言われた。
 「日本人はほとんどみんな幽霊を信じてるだろう?」

私の父は信じている。
幽霊はもちろん、霊能力者も前世も、固く信じて疑わないが、
 「だけど実際に見たことはない」
と言う。

母はその逆。
 「そんなものいないわよ」
とサラリと言う。
だけど母の話をよくよく聞いていると「変なモノ」がしょっちゅう登場するのである。
深夜、いるはずもないおじいさんが家の中にいたりとか。
おばあさんがいたりとか。
足音が歩き回っていたりとか。
とっくに死んだ身内がでてきたりとか。
日常茶飯事なのである。

だいたいホラー映画を観にいって
 「これくらいふつう」
と言い放つくせに
 「幽霊とか呪いとか、そんなコワイものはいない!」
と言い切るのだから母の理屈は不思議である。

 「『変なの』はいろいろ出てくるけどねえ。
  うるさい!って言っとけばいいのよ。
  それでどっかに行っちゃうから。
  ああいうのは気が弱いのよ。
  呪いとかは無いの!」

・・・どんなけ強いんですか、母。
posted by だだ at 00:40| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

歌合戦

隣の犬は、良い犬だ。
顔はあんまり迫力ないけど、

鼻だけジャイアン

自分の家だけでなく、うちに来るお客さんにまで吠えてくれる。
仕事熱心な番犬なのだ。

今日の昼間も、元気に吠えてた。
 「わんわんわんわんわん!」
誰か来たようだ。
インタホンが鳴り、
 「はい」
と応答するが、犬の鳴き声はモニタにまで割り込んでくる。

 「あのう(わんわんわんわん!)
  ですが(わんわんわんわん!)
  をお持ちし(わんわんわんわん!)」

ぜんぜん聞き取れない。
相手も自分の声すらよく聞こえないらしく、必死で叫んでいる様子だった。

 「(わんわんわん!)さん!
  ハンコを(わんわんわんわん!)
  ねがいし(にゃー)」

にゃー?
にゃーってなんだ?

玄関を開けると、宅急便のお兄さんが途方にくれていた。
 「あの・・・猫ちゃんが吠えて・・・」
 「にゃー」
うちの猫が吠えていた。

といっても、不審者を威嚇しているのでも、
犬とケンカをしているのでもない。
それは、赤ちゃんの椿が悪さをしたときに叱るときの声だった。
吠え立てる犬に向かって
 「あんたうるさいよ」
と叱りつけているらしい。
 「わんわんわんわん」
 「にゃー」
 「わんわんわんわん」
 「にゃー」
 「あんたらウルサイねん!」
そう怒鳴った私の声が、実は一番うるさかったかもしれない。
・・・ご近所の皆さんごめんなさい。
posted by だだ at 23:35| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

写真整理

時々、パソコンの中を整理をする。
カメラがデジタル化したおかげでフィルムがメモリに替わり、
部屋の中にアルバムがばさばさ溜まるなんてことはなくなったが、
その代わりパソコンの中にフォルダの森ができてしまった。
放っておくと大事な写真が迷子になってしまう。

だからたまには写真の整理をする。
いらないファイルは削除して。
大事な写真はCDに焼く。
フォルダをまとめて項目を減らす。

だけど1つだけ、どうしても整理できないファイルがある。
削除したりCDに焼いたりせずに、
取り込んだ時のまま「マイドキュメント」に入れっぱなしの写真がある。
お爺の写真だ。

携帯カメラの小さな画像で粒子も悪い。
画面いっぱいに写るお爺はカメラ目線でこっちを見てる。
いたずらっぽく私を見てる。
唇がにんまり笑ってる。
庭で撮ったんだろう、背後に緑の木の葉が見える。
日付は、お爺の亡くなる5ヶ月前だ。

どうってことない写真だ。
写りの悪い写真だ。
お爺の写真ならもっといいのがいっぱいある。
だけどなぜか、これだけは捨てられないんだ。
フォルダに移したりパソコンから取り出す気がしないんだ。

だからそのまま置いてある。
マイドキュメントを開くたび、お爺の画像が目に入る。
小さな小さなお爺と目が合う。
・・・パソコンの中にお爺がいる。
そんな気がするんだ。
posted by だだ at 23:53| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月10日

猫の腹筋

猫が寝ていた。
仰向けで寝ていた。
猫だって仰向けで寝るのである。
かなりキモチよく寝ていたところ、すぐそばにいた父が
 「ハックション!」
大迫力のくしゃみをした。

寝ていたアジャリはびっくり仰天!
中途半端にとびおきた。
・・・写真がないのでちょっと想像して頂きたい。
猫が。
仰向けのまま。
頭と足を上げたのだ。
みごとなV字腹筋である。
しかもそのままずっと静止していた。
 「猫って案外、腹筋あるんやな」
妹が感心して言った。
私が真似したら腹筋が情けなくプルプル震えた。
私は猫に負けた。

ちなみにアジャリは、近頃うつ伏せ寝も好きだ。

窒息しないのか?

生きてるか? おい。

うつ伏せ寝

・・・ちょとコワイ。
 
posted by だだ at 00:19| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

絵本

私は子供の頃から絵本が好きじゃなかった。
話が短くてすぐに終わってしまうからだ。
物心ついたときにはすでに絵より文字のほうが好きで、
いつでも長いお話を読みたがっていたからだ。

だけどこの年になって、子供に絵本を読んであげる側になって、
絵本の楽しみ方がちょっとわかってきた気がする。

まだまだ絵本が大好きな姪っ子と読むうちにハマってしまったシリーズがある。
『バムとケロ』だ。

バムとケロのにちようび

やんちゃなケロちゃんと、しっかりもののバムちゃんの暮らし。
絵がもうとにかく可愛くて。
可愛くて可愛くて可愛くて。
可愛いだけの本なんて、昔の私なら何の魅力も感じなかったかもしれないけれど。

私はこの本を何度も読んだ。
何度も何度も何度も、せがまれるからだ。
読み終わったとたんに
 「もう1回!」
 「あと1回だけ!」
 「これで最後だから!」
と、エンドレス。
すると不思議なことに気がついた。
読むたびに新しいことを見つけられる。
どこかしら今まで見落としていたことに気がつくのだ。
それはほんとにささやかなことで、
小さなネズミの表情だったり、
ケロちゃんの描いた絵だったり、
シャンプーの柄だったりするのだが、
それを子供と2人で
 「おもしろいね!」
と笑ってうなずきあえるのだ。
絵だけではない。
描かれていないソファの裏とか、
お風呂の栓とか、
ケロちゃんの今の気持ちとか、
隅っこではばたいてる蛾の気持ちとかについて、
いくらでも想像をめぐらせることができる。

それは絵本の好きな人には当たり前のことかもしれないけど、私は今までぜんぜん知らないことだった。
絵本にこんなに「行間」があるなて、思いもよらなかったのだ。

読んでも読んでもおもしろい『バムケロ』のシリーズを、ぜんぶそろえてやろうと思った。
それで
 「こんど私が椿の家に行くとき、お土産に持っていくね」
と約束をした。
姪っ子はもうじきオーストラリアの家に帰ってしまうから。
3ヵ月後の楽しみができた。
posted by だだ at 22:37| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

年越し

皆様、あけましておめでとうございます。

私は大晦日も仕事でドロドロだったのですが、帰るやいなや
 「今からカルタ大会するから!」
と、我が家の年末行事に巻き込まれました。
昔ながらのいろはカルタ。
読むのは5才の椿です。
 「い、い、いぬも、あるけば、ぼうに、ささる!」
『あたる』だよと訂正したら
 「だって、ささってるもん!」
怒られました。

犬も歩けば・・・

たしかに刺さってるワ。

紅白を見ようとテレビをつけたらちょうど布施あきらが歌いはじめたところでした。
・・・あれ?
バックダンサーの顔に見覚えが。
と思ったら宝塚のOG軍団でした。
赤いドレスも大迫力の貴城けいちゃんに慄いていたら、布施さんが
 「♪ 君は変わったー!」
と歌っておりました。
 「たしかに変わった!」
肯いていたら、家族に
 「一人でしゃべるの、やめなさい」
と、冷たく突き放されました。
寂しかったです。

仕事と子守で疲れ果て、湯船のなかで居眠りしていたら、遠くのお寺から除夜の鐘がご〜んと聞こえて、しらない間に年が変わっておりました。

平凡でも家族みんなが笑顔で幸せな年越しでした。
いつまで続くからわからないけど、わからないからこそ大事に思う幸せでした。

こんな私ですが、本年もよろしくお願い致します。
posted by だだ at 18:52| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月28日

すみれちゃん

来春うまれてくる妹の第二子。
5才の姪っ子はなぜか
 「赤ちゃんの名前は『すみれ』にしよう!」
と決めていた。
理由はわからない。
わからないが絶対に「すみれ」がいいんだと主張しつづけていた。

しかし昨夜。
とうとう諦めたらしい。
 「だってママが『だ〜め』っていうから。
  かわりに、この子のなまえを『すみれちゃん』にしたの!」

すみれちゃん?

・・・カエルさんですか。
 「水にいれるとパープルになるの。
  ぴかぴか光るのよ!」
カエルのすみれちゃんは今夜もお風呂で光っています。
posted by だだ at 17:31| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月29日

電子辞書

 「この電子辞書、良いよ〜使ってみなよ」
と妹が言う。
 「すっごく調べやすいから!」
ウーン、電子辞書ねえ。
それじゃあ英語でアレは何ていうの?
寝てるときに脚のふくらはぎがつって、ものすごく「痛タタタ!」ってなるやつ。
 「よし、調べてみる!」
さっそく電子辞書にむかった妹。
けれども。
見つからない。
探せど探せど見つからない。
 「おかしいなあ。
  載ってないよ?『コブラ返り』」
・・・やっぱりか。
コブラは、裏返らないと思う。

ちなみに「こむら返り」は英語で「cramp」でした。
posted by だだ at 23:48| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月26日

帰ってきたヤツら

昨夜、深夜の12時に。
時間帯など気にもせず。
 「ただいまー!」
大きな声でドアを開け。
ヤツらが帰ってきた。
オーストラリアから帰ってきた!
妹と、姪っ子の椿。
5才になった姪っ子は、ちょっと見ぬ間に成長し、
 「わたし、彼氏ができたの!」
生意気なことこのうえない。
 「だだはまだ彼氏がいないの?
  インターネットで探してみたら?」
・・・憎たらしいことこのうえない!
本当にもう、女の子って、どうしてこんななんだろう。

今夜は2日遅れの誕生日パーティ。
おたんじょうび

シルバニア・ファミリーをプレゼントしたら、大喜びでママゴトを始めた椿。
「どれどれ私も」と参加したのはいいけれど、

 「We`re going the dance party tonight !
  I need to comb my hair!」

英語だ。
英語だ。
英語でママゴトだ。
発音が良すぎて聞き取るだけで必死の私。
 「来年はもっと語彙が増えてるから、きっともうついていけないと思うよ」
と妹に宣告された。

くそー!
生意気すぎるぞ5歳児めー!
おばちゃんも勉強するぞー!
posted by だだ at 23:31| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

蝉の声

夏だ!
8月。
蝉が鳴く。
クマゼミ、ヒグラシ、アブラゼミ。
シャワシャワ、カナカナ、ジージー、ミンミン。
 「ああ、うるさい!」
と誰かが吠えた。
 「アブラゼミ集めて絞ってエタノールの代わりにしたろか!」
 「まあまあ、そう言うな」
と誰かが答える。
 「何年間も地中で暮らしてやっとお日様の下に出てきたんや。
  十日かそこらで死んでしまう、儚い命やないか」

私は夏が苦手だけれど。
夏がいつも特別な季節に感じられるのは、
・・・世界中に生命力がみちあふれ、輝いて見えるのは、
蝉の鳴き声のせいだと思う。

以前、こんな話を聞いた。
私の叔父の遺した言葉だ。

 「人間が死んだらどうなると思う?
  僕はね、魂は宇宙にかえっていくんだと思うよ。
  宇宙にはきっと魂の集まる大きなお鍋みたいなものがあって、
  みんなぐるぐるかき混ぜられて一つになって、
  そこからまた新しい魂が生まれてくるんだ。
  新しい命に宿るためにね」

そのとき叔父は癌の末期だった。
大学教授で、難しい哲学の本を書いていた叔父だが、
妻にむかって話す言葉はやさしかった。

 「もし、初めて会う人なのに初めての気がしなくて、
  出会ったとき風が吹いたとしたら、それが僕なんだよ。
  そのひとの中に僕がいるからね。
  きっと分るから。
  だから、僕が死んでも悲しまなくていいんだよ」

宇宙にうまれて宇宙にかえる。
大地にうまれて大地にかえる。
生きているのは、ほんのひととき。
蝉も。
人間も。
みんなおんなじだ。
おんなじだから、大声で生を謳歌する蝉の合唱を聞くと
 「あー、私も生きてるな」
と共感が湧くのかもしれない。
青空よりも太陽よりも、ふりそそぐ蝉しぐれがまぶしい。
夏は生命が輝く季節だ。
posted by だだ at 18:37| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

おともだち

台湾に住んでたとき、椿は中国人でした。
日本にいるとき、椿は日本人でした。
こんどはオーストラリアに引っ越したので
 「つばきね、えいごじんになっちゃうの!」
・・・英語人。
子供の世界にも言葉の壁があるらしく。
苦労を重ねているようです。
白人社会は大変です。

廊下でお昼寝はやめてほしい

言葉なんかなくても、気持ちが伝わればいいのにね。
posted by だだ at 23:32| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

読ミ方学習帳

押入れを掃除していた母が
 「また出てきた!」
と発見した、尋常小学校の国語ノート。

読ミ方学習帳

70年前の国語ノート。
お爺のものに違いない。
一体どんな字を練習していたのかと、めくってみたら。

どうみても、お爺の字ではない。
どうみても、子供の字ではない。
そしてどうみても、子供の書いた詩や文章ではない!

・・・ええと。

・・・なんていうか。

・・・これは。

・・・色っぽい。

色っぽいよ、ひいばあちゃん!

いらなくなった子供の帳面に母親が自作の詩歌を綴っていた。
近所に住んでいた与謝野晶子の影響を受けたのだろうか。
それはそれは艶やかで力強い言葉が並んでいる。

うまいへたはともかくも。
書き物好きは遺伝らしいな。
曾祖母の名誉のために、このノートで一番おだやかな句を載せておこうと思う。

 「子ら喜べ 西瓜七切れ こゝにあり」

暑い夏の日に西瓜をもらい、台所で7つに切り分けている母親の姿が目に浮かぶ。
 「西瓜だよー!」
って子供たちを呼んだんだろう。
走ってくる子らの中にはお爺もいたはずだ。
そんなことを考えていたら
 「6人家族のはずだけどねえ」
と母が言った。
・・・誰が二切れ食べたのだろうか。
posted by だだ at 19:00| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月10日

いない!

妹と姪っ子がオーストラリアへ発ったのは、5月6日のことでした。
台湾から帰ってきて、やっと一緒に暮らせると思っていたら、また外国へ引っ越してしまったのです。

それでも、猫のアジャリはみんなの外泊には慣れているので一晩くらいは平気でした。
2日目は少し不安な様子で一日中私にくっついていました。
3日目になると、玄関から離れません。
ドアの前でじーっと待っています。
椿たちが帰ってくるのをじーっと待っています。
・・・そして4日目。
アジャリは、鳴きました。
夜中になっても帰ってこない。
どんなに待っても帰ってこない。
それをようやく理解して。
椿がつかっていた部屋で、すっかり冷えた布団の上で、
ニャオウニャオウと泣くのです。
 「いない!いない!
  椿がいないよう!」
大丈夫、帰ってくるから。
ビザが取れなかったから、来月またすぐに帰ってくるから。
猫を相手にビザの説明しても分ってもらえません。
抱き上げてやって、ゴロゴロいうまで撫でてやって、ようやく静かになりました。
posted by だだ at 21:52| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月04日

はずれじゃないよ、当たりだよ

久しぶりに姪っ子と買い物にいきました。
・・・子供って、どうして踊りながら歩きたがるんでしょう。

踊りながらあるく

店のイベントでガラガラ抽選をやって、飴玉を1つもらいました。
それはハズレの参加賞だったのですが、椿は
 「キャンディ当たってよかったね!」
と大喜び。
これはハズレなんだよと言われても
 「はずれじゃないよ、当たりだよ!
  だって白い玉だけがキャンディもらえるんだもん!」
高価な賞品ではなく、椿が一番欲しかったチュッパチャップスがもらえて嬉しいんだそうです。
安上がりな子です。

でも、それが本当なのかもしれないな。
ものの価値なんて。
幸せなんて。
値段ではなく。
評価ではなく。

この十日間、ひとつもいいことがないと思っていたけれど。
私も椿にならうことにしよう。
最後に2人でこんな午後を過ごせたのだから。
・・・はずれじゃないよ。当たりだよ。
posted by だだ at 20:36| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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