2007年03月24日

華麗なる夜

土曜の夜。
静かな夜。
家族が誰もいない夜。
・・・つまり。
いつもの夜のように
「私はアニメが見たいんだけど!」とか、
「なあ『ホジュン』見てもええか?」とか、
「サラダくらい作ってよ」とか、
「おなかすいたー」とか、
「おしっこー」とか 、
誰にも言われないですむ!
今夜はテレビを独り占め!
まだ見てなかった『華麗なる一族』の最終回をゆっくり見るんだから!
一人でじっくり泣くんだから!

ということで帰宅後は実に優雅なひとときを過ごした。
おやつを食べてテレビを見ながら、足にはフットマッサージ機。
もう、最高である。
極楽である。
華麗なる夜なのである。

 「うおおお、てっぺいさーん!」
 「欣也 ー!」
 「そんなオチありかー!」
 「これのどこが篠山じゃー!」

ものすごい勢いで盛り上がっていたら。

 「うっ!」

突然、こむらがえりを起こした。
『華麗なる』最終回は90分。
普段は10分くらいのマッサージを90分もつづけたから、足がびっくりして裏返っちゃったのだ。
おかげで、華麗なる木村拓也と偉大なる北大路欣也が熱演をくりひろげているのを横目で見ながら、
 「いたいいたいいたいいたいいたい」
最後のほうはずーっと床に這いつくばっていた。
こんなとき、誰もフォローしてくれる人がいないのは、ちょっと寂しかった。
・・・ああ、痛かった。
posted by だだ at 20:42| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

受けてみなさい!

アニメは滅多にみないけど。
たまに見ると、スゴイな。
ハマるな。
うちの姪っ子を虜にした『プリキュア5』。
昔の『セーラームーン』のような女子戦隊ものだ。

赤やら青やら緑やら、極彩色の髪の少女達が主人公。
まだ中学生だという話だがもちろん胸は大人サイズで。
悪い宇宙人?に襲われると
 「メタモルフォーゼ!」
と一声、変身を開始する。

変身が完了すると一人ひとり名乗りをあげるのだが、
もれなくキャッチフレーズもついてくる。
たとえば主人公は
 「大いなる希望の力!キュアドリーム!」
で、仲間達のキャッチフレーズは

 「情熱の赤い炎!」
 「やすらぎの緑の大地!」
 「はじけるレモンの香り!」

ビタミンCで元気になっちゃいそうな方もおり、すでに十分楽しいのだが、必殺技のキメ台詞はこれに輪をかけてかっこいいのだから手に負えない。

 「夢見る乙女の底力!」
 「大地をゆるがす乙女の怒り!」
 「純情乙女の炎の力!」
 「輝く乙女のはじける力! 受けてみなさい、レモネードフラッシュ!!!」

・・・レモネードフラッシュ。
それは一体、強いのか。
おいしいのか。
どっちだ。
などと思う私のココロはすでに曇っているだろう。
姪っ子はキラキラした瞳でプリキュアを見つめていた。
そのあと私を悪役にみたてて、
 「受けてみなさい!」
と、レモネードフラッシュを浴びせまくっていた。

まあ、タカラヅカもある意味これの延長戦なのかもしれないな。
posted by だだ at 00:57| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

迷子の話と言葉の話

タイで、25年間迷子になっていた女性の話があった。
バスを乗り間違えてぜんぜん違う所へ行ってしまい、25年ぶりにやっと家に帰れたらしい。
お金が尽きたとか。
言葉が通じないとか。
そんな理由で帰れなくって25年。
・・・25年!

私はまるきり言葉の通じない国でも平気で道に迷っていたが、
一度も帰れなかったことはない。
外国人だということと、お金があること、そして周囲の親切さに助けられているということだ。

それにしても。
2度もバスを間違える前に、なぜ運転手に行き先を確認しなかったのか?
25年も暮らしていれば、そこの言葉が話せるようになるんじゃないのか?
などなど、謎の多い話ではあるのだが。

長距離バスって恐ろしい。
迷子になるって恐ろしい。
・・・そして、言葉が通じないって恐ろしい。

言葉が通じない心細さは、ドバイの乗り換えトラブルの時に切実に感じた。
飛行機に乗れなくって。
どうしたらいいのか分らなくって。
それなのに、係員の英語が訛ってるうえに超早口で、ほとんど理解できなかったのだ!
私はちゃんと日本に帰れるのかと本気で心配になった。

ホテルに着いて一人になって、ようやく一息ついたとき。
日本語がとても恋しくて。
持ってきていた小説をむさぼるように読んだのだ。
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」。

あとがきで白峰良介という方が、
 「日本人に生まれて良かったことは、乱歩を原文で読めることだ」
と書いていた。
疲れきったドバイのホテルで、本当にそうだと肯いた。
それほど、おもしろかったから。
それほど、のめりこんで読んだから。
本はいつでも助けてくれる。

・・・宝塚の明智さんに早くお会いしたいです。
posted by だだ at 21:46| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

絵本を買いに

たまには絵本でも買ってやろうと、姪っ子を本屋へつれていく。
 「さあ選んで。どれがいい?」
4歳の椿が 「これ!」と選んだのは

『プリキュア』だった。

あのね。
これは雑誌なのです。
『本』を選んできてください。
 「じゃあ、これ」

『リトル・マーメイド』

またディズニーか!
またプリンセスか!
すでに家中のものがディズニーに侵食されているというのに。
プリンセスの本だって何冊も持っているというのに。
とりあえず、ハッピーエンドな人魚姫話は、アンデルセンを信仰する我が家では却下である。
他にないの?
 「これ!」

 「ディズニーやん! いっしょやん!」
 「だーめ! これがいいの!」

いつものことだが、椿はディズニーやプリキュアを見つけるとなかなか離れてくれない。
 「そんなにお姫様や王子様がいいのなら、これはどうだ?
  リアル王子様!」

宝塚GRAPH (グラフ) 2007年 01月号 [雑誌]

 「・・・・・・」

よし!
黙ったぞ!
というか、固まったぞ!
今のうちに別の売り場へ連行だ!

幸い、別の本を見せたらすぐにディズニーを忘れてくれたようだけれど。
昔、本屋をやっていたうちのお爺が、こんなことを言っていた。
 「ほんまは、本だけ売りたいねん。
  良い本ばっかり売りたいねんけどな。
  マンガが一番、売れるねん。」
お爺自身は大の漫画好きだったのだけれども。
子供の頃の本との出会いはやっぱり大事なはずである。

キャラクターから引き離された椿は、片っ端から本の表紙を開きまくっていった。
動物のはなし、恐竜のはなし、バレリーナをめざす女の子のはなし。

そこでもう一度
 「どれがいい?」
と尋ねると
 「これと! これと! これ!」
要するに、目の前にある本、全部であった。
面倒くさくなってきたので、スタンダードな日本昔話を2,3冊買って帰った。

・・・絵本を選ぶのって難しい。
posted by だだ at 16:59| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

『武士の一分』…というより、『檀れい』

やっとみた。
今頃みた。
映画『武士の一分』。
公開日から・・・いや公開前から見たくて仕方がなかったのに、
時間がなくて今日になってしまった。

先に見てきた家族や友人が、口をそろえて言うのである。
 「檀れいっていう人、綺麗だったよ!」
 「檀れい、綺麗だね」
 「綺麗だ〜好みだ〜」
 「きれい綺麗キレイ!」
心でにんまり笑いつつ。
私はこっそり、こう呟いていた。

あたりまえじゃないか。
檀れいだぞ!

じんわりと沁みる良き日本映画でございました。

 
posted by だだ at 23:43| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月29日

可愛い人たち

昨夜から、フィギュアスケートを見てました。
母と2人で見てました。
もう、可愛い可愛いの連発です。

 「可愛いなー」
 「可愛いなー」
 「マオちゃん、むちゃくちゃ可愛いな」
 「ミキティもほんまに可愛いな」
 「織田くんもパグ犬みたいで可愛いな」

・・・なぜ、パグ犬?

 「舞ちゃんも人形みたいに可愛いし」
 「アメリカのお嬢さんも可愛いし」
 「結局、みんな頑張ってるから、みんな可愛いねんな」

・・・ほとんど近所のおばちゃんです。

そのあと、明日は千秋楽だからお見送りに行くんだと言うと、
母が
 「なんでそんなにしょっちゅう行くの?
  好きな人の時だけにしとけば?」
と訊いてきました。

・・・みんな頑張ってるから、みんな可愛いねん。

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posted by だだ at 23:12| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

復刊したのはいいけれど

芸術の秋。
食欲の秋。
スポーツの秋。
そして私にはダイエットの秋なのであります。
今夜もせっせと腹筋・背筋・ストレッチにいそしんでおりました。
テレビなんか見ながらね。
『デスノート』なんか見ながらね。

そしたら、話の中で竜崎という登場人物が、
食って
食って
食い倒してくれたのであります。
板チョコを
チュッパチャップスを
甘い甘いデザートを!
食べまくってくれたのであります。
・・・画面の前でヨダレたらしちゃった私。
 「くっそー!
  なんでそんなに食べても細いんだよ!」

悲しくなってきたので話題を変えましょう。

読書の秋です。
先日、絶版を惜しんでいた本が、めでたく復刊されたという報せが届きました。
私が惜しんでいたのは、

 『ブラッカムの爆撃機』
 著者:ロバート・ウェストール / 金原端人(翻訳)

だったのですが、違う出版社で復刊されてみると

 『ブラッカムの爆撃機』
 著者:ロバート・ウェストール /宮崎駿

に変わってました。

・・・誰よ、宮崎駿って。

 「あああ、ジブリの宮崎さんかー!」
気がつくのに10分くらいかかりました。
よく分りませんが、彼の漫画が入っているのだとか。

ジブリは大好きなのですが、原作に思い入れがある場合、こういうのって微妙です。
本とは、空想をめぐらせて読むもの。
物語世界の細部まで、色も形も声も・・・自分の頭で思い描いてつくりだすもの。
それが漫画やアニメや実写ドラマ化された場合、どんなに優秀でも美しくても芸術的でも、結局はひとが作ったものですから、違和感を感じないわけにはいきません。

・・・ということで。

買おうか。
買うまいか。
買おうか。
買うまいか。

ブラッカムの爆撃機

前にも紹介したかもしれませんが、
怖くて怖くて、惹きつけられる。
迫力のある物語です。

買おうか。
買うまいか。
買おうか。
買うまいか・・・。
posted by だだ at 23:50| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』

シャマラン監督作品は『シックス・センス』以来ずっと観ている。
『アンブレイカブル』『サイン』『ヴィレッジ』。
ちょっと怖くて、不思議な話を書く人で、
トリックの効いた衝撃的なラストが売りだ。
 「さあ、今回はどう出るのか?」
と、すんごい期待してみたら。

衝撃的につまんなかった。
・・・前半はね。

水の妖精が現代に、しかもアパートのプールに現れるところから始まる。
およそありえないメルヘンなのだ。
ありえねーありえねーの百連発で、
なんでそうなるねん!とツッコミ百連発なメルヘン。
水の妖精・可愛いフェアリーちゃんが
 「あの子、ノーパンでノーブラだよ」
なんて言われてる。
現実世界に突如あらわれたメルヘンだから、違和感がありすぎるのだ。
どうすんの、これ。
収集つかないよ?

・・・だけど気づいたら、巻き返されていた。
自分でも知らないうちに、惹き込まれていたのだ。
そしていつしか泣いていた。
 「現代にメルヘンを起こすんだよ」
と思えてしまった。

シャマランは本当にすごいストーリーテラーだと思う。
先の読めない展開とか、トリックの効いた衝撃的なラストとか、
それだけじゃなく。
エエ話を観たなと思う・・・ことが多い。

退屈で、つまらなくて、突拍子もない映画だったけど、
でもすごく素敵なお話だった。
posted by だだ at 22:07| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

ギックリ寝たきりひきこもり

ここ数日、寝込んでいた。
・・・ギックリ腰で。
仕事どころか歩くこともままならぬ有様。
仕方が無いから横になってテレビを見てた。

昨日は朝からニュースばっかり。
タイでクーデターが起こったと。
戦車が続々集まっていますと。
だけどよく見たら、戦車の前で市民が記念写真を撮っていた。
さすがはタイ。
さすが微笑みの国。
バンコクには何度も行ったけど、デンジャラスなイメージはない。
軍人さんは
 「旅の思い出に本物の拳銃を撃ってみないかい? 安くしとくよ」
と小遣い稼ぎに誘ってくるし、
警官だって
 「ねえねえ、ぼくと付き合わない?」
と昼間っから誘ってくるし。
そんなふうな国でした。
このまま平和に終わってほしい。終わってくれるだろう。終わるといいな。
マイペンラーイ。

夜の「クノイチ」・・・『KUNOICHI 2006』(TBS)を見てた。
「サスケ」の女性版だ。
大本命の三宅選手が英真なおき氏に似ていた。
すごく似ていた。
もう、英真なおきにしか見えなかった。
30歳の英真なおき。
ピンクの髪の英真なおき。
バランスをとる英真なおき。
のぼり棒を登る英真なおき。
頑張れ英真なおき!
やったあ、英真なおき優勝だー!
一人で変に盛りあがっていた。

そんで今日。
寝ていても治らないんで医者へ行くことにした。
二つ折れの海老みたいな状態で行ったのだが、
えらいもので、帰りにはまっすぐ歩けるようになっていた。
十字式健康法、万歳!

そうしてやっと元気になって。
久しぶりに宝塚の公式サイトをあけたら。
・・・「宙組退団者おしらせ」の文字。
ショックのあまり、また「ギックリ」きそうになった。
退団発表は、体に悪い。
posted by だだ at 22:40| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

1年前の「読書の秋」

島田洋七の『佐賀のがばいばあちゃん』がドラマ化されると聞いた。
ほぼ1年前、この日記で紹介した本だ。

あの頃は本当にしんどかった。
入院中のお爺が危篤状態に陥り、精神も病んで、そういう状態が一ヶ月続いた。
もはや家族と看護婦さんだけでは抑えられず、あちこちの事業所に頼んでヘルパーを派遣してもらい、交替で病室に詰めたのだ。
お爺の状態は酷く、介護のプロのはずなのに
 「耐えられません」
と言って逃げ出したヘルパーさんもいた。

そんな頃、私は病室に1冊の本を持ち込んだ。
お爺がウトウトした隙にでも読もうと思って。
それが『佐賀のがばいばあちゃん』だった。

どんなに辛い夜でも、本を開けば救われた。
本さえ開けばいつも彼らがいてくれる。
物語の登場人物が、書き手が、私のそばにいてくれる。
語りかけてくれる。
私は一人ぼっちじゃない。
疲れて怖くて悲しくて、そんな夜でも本さえ読めば、ささくれだった心が静まっていく。
そうしてまた、お爺に優しい言葉をかけてあげられるようになる。

置きっぱなしにした本を、気づけばみんなが読んでいた。
母も妹も、ヘルパーさんたちも。
 「本なんて滅多に読まないんですけど、あの本はいいですね」
と言うヘルパーさんの顔を見れば、彼女もつらい仕事をあの本に救われていることがわかった。
本には・・・言葉には、こんなにも力があるのだと、初めて知った秋だった。
いつか私も、読む人の夜を救える文章を書けるようになりたいと願った。
posted by だだ at 21:29| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

映画『日本沈没』

言わずとしれた『日本沈没』。
いやあ、自然災害って怖いですね。
迫力ありましたね。
見ごたえがありましたね。

けれど最も印象に残ったのは、
草なぎ剛でも柴咲コウでもなく、
大地真央でも豊川悦司でもなく、
恐ろしいほどの特撮技術ですらなくて、
ただただ、
・・・トヨエツの足元にいる猫でした。

あのサイズ!
あのボリューム!
絶対に犬だと思った、しかも中型犬だと!
それが意外に
 「ミ〜!」
って可愛い声で鳴いたのだ。
 「猫かよ、おまえ!」
ストーリーとは無関係、かつ、まったく無意味な衝撃が走る。
猫さんは、日本列島がボコボコ沈もうがトヨエツがパニくろうが、ぼへーっと寝そべりつづける余裕のよっちゃんでございました。
ああ、あの子の総重量を知りたい。

いやあの、猫以外もおもしろかったですよ、ホントに。
久しぶりにしっかりと映画を見た気がしました。
posted by だだ at 23:23| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

戯言

昨夜『水戸黄門』を見ながら思った。

悪代官はみんな女好きである。
だからこそ由美かおるも活躍できるわけだ。
が、日本各地を巡る長い旅。
たまには男好きの悪代官にも出会うんじゃないだろうか。
衆道ってやつ?
そんな趣味のヒトが相手では、さしもの疾風のお娟も誘惑しようがない。

黄門様は誰に代役を命じるだろう?
鬼若、はあんまり想像したくない。
格さん、も硬派だし。
ここはやっぱり
 「助さん、GO!」

・・・以下、色じかけで頑張る助さんの図。

悪代官の座敷。
襖が開いて少年風に変装した助さんが登場。
ちんまり座ってご挨拶。
 「お代官様のお座敷と聞いて参りました。助奴でございます」
 「見かけぬ顔じゃな」
 「んもう、野暮は言いっこなし♪」
 「にょほほほ、近うよれ近うよれ」

もちろん、8時45分には助さんの入浴シーンが放送されるのだ。

視聴率ガタ落ちだな、きっと。

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posted by だだ at 19:26| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

パイレーツ・オブ・カリビアン

映画『カリブの海賊2』(片仮名いっぱい打つのが面倒くさいから省略)を見てきた。

なにしろオーランド・ブルームがかっこよかった。
やっぱりオーランド・ブルームがかっこよかった。
しつこいがオーランド・ブルームがかっこよかった。
ジョニー・デップもかっこよかった。
私の中の比率は3:1。

しかしなかなかに不親切な映画で、続きもののくせに前作の説明をほとんどしてくれない。
そのため、主要メンバー3人の他は誰を見ても
 「あんた誰?」
 「あんた誰?」
ばかり思っていた。
前作ではジョニーとオーランドしか見ていなかったから、他の人間などさっぱり覚えていないらしい。
・・・が、どのみち今回もジョニーとオーランドしか見ないから、誰が誰だか分らなくても平気なのだった。

「次回をお楽しみに!」で終わっちゃうけど不快感は全くない。
続きが気になるほどの話でもない。
ただただ、かっこよくって面白くって、楽しいけれど、ただそれだけ。
後味スッキリ。
気分爽快。
娯楽映画ってこれだから好き。

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posted by だだ at 01:09| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

テレビの中の花火

テレビで天神祭りの中継を見た。
2,3時間の番組で、私がみたときはちょうど花火が上がっていた。
次々に打ち上げられ、夜空にきらめき、儚く散っていく花火。
明るい星の洪水のような花火。
 「ものすごい音です!大迫力です!」
とレポーターが興奮して騒いでいる。
それをテレビでみている私。
なんだか虚しかった。

テレビで見る花火は、テレビでみる舞台とよく似ていた。
火花の一つひとつまでよく見えるのに、
音もちゃんと聞こえているのに、
熱もにおいも何も感じない。
打ち上げる時のどーんという音が腹に響いてくることはない。
見えるのに。
こんなに綺麗に映ってるのに。
そのもどかしさが苛立たしい。

旅行番組はあまり見ない。
行きたくなるのに、行けないから。
グルメ番組もあまり見ない。
おいしそうなのに、食べられないから。
テレビって悔しい。

・・・ああ、本物の花火が見たい。
posted by だだ at 23:21| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月22日

映画『海猿』を見た

昨夜、映画『海猿』をみにいった。
私は前回の映画もドラマも見ていない。
初『海猿』である。

海上保安庁の潜水士・仙崎(伊藤英明)が、沈没しかかったフェリーへ救出に向かうが、乗客2人とともに閉じ込められてしまう。
周りからは「アイツらもう死んだだろう」と見放されたが、実は生きており、必死で脱出を試みる話。

けっこう、怖い。

火責め。
水責め。
爆発責め。
ずーっと死にそう。
・・・見ているうちに、なんだか気分が悪くなってきた。

刻一刻、船は沈んでいく。
仙崎たちを取り囲む状況はどんどん厳しくなっていく。
そして私もどんどん気持が悪くなってくる。
なんだか吐きそうだ。
・・・いや、船に閉じ込められた人たちはあんなに過酷な状況で頑張っているのだから、私も耐えねば!
そう思って我慢しつづける。

耐えること2時間。
話はクライマックスに向かって突き進む。
私の吐き気もリミットに向かって突き進む。

とうとう船は転覆した。
とっくに死んだであろう仙崎たちを救いに、仲間の潜水士たちが走る。
それを見た上官が言う。
 「まだあきらめていない奴がいる!」
感動の場面。
・・・だが私はあきらめた。
劇場を抜け出し、吐き気を抱えながらトイレへ一直線。
そのまま家に帰りました。
彼らは助かったんでしょうか。
死んだんでしょうか。
それすら分らないままに。

観る前はピンピンしていたのに、なんでこんなに気分が悪くなったのかが不思議でなりません。
画面がずっと揺れていたから・・・ひょっとして船酔い?

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posted by だだ at 06:32| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

サン・ジョルディ

明日は4月23日。
サン・ジョルディの日。
知る人ぞ知るスペインのお祭りで、
男は女に赤いバラを贈り、女は男に本を贈る。
・・・私なら、バラより本の方がいい。
花は枯れてしまうけど、本との出合いは一生モノだ。

とはいえ、もらうあても、贈る相手もないので、
ここで紹介しようと思う。
以前にも書いたかもしれないが。

この本と出会ったのは商店街の小さな本屋だった。
ぶらぶらと冷やかし半分に歩きながら、なんとなく1冊手にとって。
パラパラとめくっただけ。
ただそれだけで、ずんずんと響いてくる「声」が聞こえてきた。

・・・文章というのは、本というのは、書き手の声だと私は思う。
見知らぬ人の、昔の人の、今はもういない人の、文字を通して聞こえる声。
この本は深く深く心臓にまでとどく声をしていた。
絵本というのか写真集というのか、こんなに薄い本なのに。
写真と文章が心の奥底に染みとおって、
冬の日のお風呂みたいにじんじんと芯まで響いてきて、
そして泣きたくなってしまう。

レジへ持っていくとき、私は本当に泣きべそをかいていたのですごく恥ずかしかった・・・。
でもこんな本に会えてよかったと思っていた。

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posted by だだ at 18:47| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月09日

アニメ版チャングム

韓国ドラマ『チャングム』にハマっていた父。
生き甲斐とも思っていた番組の放送が終わり、DVDも100万遍くらい見尽くして、さすがに飽きてきたのか「♪オナラオーナラ」の主題歌を聞く回数も減っていた。
 「ブームが去ったのね」
と、私達家族がホッとしたのも束の間。
本日、DVDの再生リストの中に
 「アニメ『チャングムの夢』」
が加わっていることを発見してしまった。

またかよ、親父!
またチャングムかよ!
しかもアニメかよ!



・・・ちょっと見てみた。

朝鮮半島ののどかな村。
今日は結婚式があるらしい。
皆ごちそう作りに大忙しだ。
下働きの男の子が、野菜の籠を運んでいる途中で転んだ。
転んだはずみで籠は吹っ飛び、白菜が、茄子が、大蒜が、宙を飛んだ。
 「ああっ、大事な野菜が!」
そこへ現れた少女チャングム。
大きくジャンプしたかと思うと華麗な宙返りを交えながら空中で籠を捕え、
さらに落ちてくる野菜を次々と受け止めたではないか。
チャングムが着地した時には野菜は全て籠の中に納まっていたという。
 「はい、どうぞ」
 「ありがとう! さっすがチャングム!」
・・・何者だ、チャングム。
くのいちか?

アニメのほうが面白いかもと思った。
父と2人で病みつきになったらどうしよう、私。(ならない。)

ちなみに江角マキコの『マチベン』が『離婚弁護士』とダブって仕方がありません。
いくらなんでもダブらせすぎな気配。
posted by だだ at 23:47| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

数学キライ

本当は映画にいくつもりだった。
映画のはずだった。
だが、お金がない。
ツレもない。

・・・映画より、原作を買ったほうが安くつく。

先日、そう気がついて本屋へ行った。
今年初めて買った本だ。

博士の愛した数式
小川 洋子
4101215235


記憶が80分しかもたない数学博士と、家政婦とその息子。
3人の心の交流の話なのだが、ストーリーよりもおもしろかったことがある。
それは数学の話。
私の大嫌いな、数学の話だ。

私は小学校の時から数が苦手で、二桁の足し算だって覚束ない。
だから
 「数学は美しい」
なんて言われてもちょっと信じられない気持ちだったのだが。
この本に出てくる『博士』の手にかかると、どんな数字でも、
・・・例えば靴のサイズでも、電話番号でも、冷蔵庫の製品番号でも、
たちまちドラマチックな運命をもった数であることを教えられる。
なんでもない数字の一つひとつが、それぞれ特別な任務を帯びているように思えてくる。
味も素っ気もない数の世界が生き生きとした色をもって描きだされるのだ。
それはまるで手品を見ているようだった。
穏やかな語り口で博士はこう言う。
 「それは実に潔い数字です」
と。

学校にこんな先生がいたら、数学嫌いにならずにすんだかもしれない。
posted by だだ at 23:11| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月27日

独り言

先日、母がサスペンスドラマ(浅見光彦シリーズ)を見ながら
 「このひと独り言が多いなー!」
・・・と、独り言を言っていた。
母によれば、探偵は孤独にブツブツやりながら推理すると決まっているらしい。
まわりの人が
 「えっ、どうしたの浅見君?」
と聞きとがめても
 「そうかそうか、そういうことだったのか!」
と、勝手に納得してさっさと次の行動に移っちゃうのだ。

少し違うが、薔薇の世界の住人も独り言が多い。
オスカル様もアンドレ様もずーっと独りで喋っている。
会話より独り言のほうが多いんじゃないかという指摘もあるくらいだ。
それでいくと
 「愛のーしょうぞー」
だの
 「ゆ・け・フェルッゼン!」
だのはかなり盛大な独り言ということになるだろうか。
きりがない。
(それは独り言じゃなくて歌だし独白だしなんてツッコミは不要のこと)

かくいう私も立派な「独り言病患者」である。
夜の夜中にPCに向かい、
オスカル様に負けない勢いでブツブツ喋ってる己の姿を想像すると、
我ながら不気味でたまらない。
一体この病に治療法はあるのだろうか・・・。

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2006年02月26日

戦隊シリーズ

日曜朝の7時半。
子供番組の定番、戦隊モノの時間である。
友達の子も『マジレンジャー』ってのに嵌り、マジマジと騒いでいた。
玩具屋でマジレッドの人形を買ってもらったら、手違いがあったらしい。
付属の小物が間違っていたのだ。
爪楊枝みたいに小さな剣の、針穴くらいの模様の違いなのだが、
子供にしたら大事だ。
 「これはマジレッドじゃなくて、マジピンクのなの!」
マジピンクとかいるんだ。
おもしろがってマジレンジャーの公式サイトを見てみたら。
「マジマザー」に「マジシャイン」までいた。
・・・マジ社員?
マジでおもしろい。

それで今朝、現物を見てやろうと思ってテレビをつけたら
 「ぼうけんじゃー!」
って言われた。
・・・はっ? 冒険じゃー?
どうやらマジレンジャーは終わって、新番組が始まっていたらしい。
その名も
 『轟轟戦隊ボウケンジャー』!
凄いよな。
轟サンが2人いる。

いや、昔と違い、CGやら何やら使って映像効果もものすごくて、
なかなか見ごたえがありました。
どうしよう。
嵌ったら。
ボウケンジャー。

  
posted by だだ at 15:11| 本と映画とテレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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