2010年10月07日

友達禁止

人間は特別。
人間だけがエライ。
人間と動物は違うんだ。
そんな驕りが、世界を破壊している。
世知辛いご時勢に、小動物と友達になってはいけないというひとが現れた。

『小動物の親友防止ネット』
侵入防止

神は自分似せて人間をつくられた?
それなら人間は
どうしてこんなに愚かなのだろう。
posted by だだ at 15:27| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

ああ、世知辛い

30年、猫を飼ってきて、初めてご近所から苦情が出た。
隣家の爺様が
 「オタクの猫が半年ほど前から庭にウンチをするんです!
  毎晩、くるんです!」
我が家のアジャリはたしかに外へ出かけるが
トイレを済ませてからしか出さないし
日が暮れてからの外出は厳禁だ。
年老いて私のベッドに登れない猫がとなりの柵を越えるだろうか。
でもまあ、たしかにいまどき外飼いは申し訳ないので頭を下げにいったが、ついでに
・・・時間的にウンチしてるのはうちの子じゃないようですと一言いったら
 「じゃあネコイラズを撒きます」
と宣言されてしまった。
猫を飼っている家は多い。
野良も多い。
うちの子じゃなくても他の子が死ぬかもしれない。
そう考えると、たまらない。

動物好きの奥さんが生きていた頃は
普通に付き合いもあったのだけど。
爺様のほうは昔から近所の鼻つまみ者だった。
いわゆる「偉いさん」だった男性は
退職してもずっと偉いままの態度を崩せないらしい。
「偉くなくなった自分」を認められないのかもしれない。
生前、うちのお爺が珍しく怒っていたことを思い出す。
 「隣りのSさんはなんであんなに偉そうなんでしょう。
  今どきあんな男尊女卑の、差別発言をきくと腹がたちます!」
そんな人だからご近所づきあいはもとより
子や孫もだんだん寄り付かなくなり
将棋相手も訪れなくなっていったようだ。
一人ぼっちの時間をまぎらわすために野菜を作っていたら
愛情をそそいだ畑を荒らされたのだから、そりゃ腹もたつだろうと思う。
家の裏に仁王立ちして目を光らせ、あちこちの家に文句をつけていくのは
本当はただ話し相手を探しているのかもしれない。
ひどく悲しい老後だと思う。
可哀想だと思う。

だけどネコイラズなんか撒いちゃダメ。

ご近所ともめているのは隣家の老人だけではない。
公園で遊んでる子供に
 「ボールの音がうるさいから遊ぶな!」
って怒鳴ったり
駐車禁止じゃない広場にホームヘルパーが車を停めたら
 「そこに車を停めるな!」
って怒ったり
犬がうるさいからと棒で目を突きつぶしたり!
最近の年寄りは一体どうしちゃったんだろう。

世界中どこでも、猫たちが幸せに、自由に歩ける町は、旅がしやすい町だった。
人情に厚い町なんだと思う。
私の住む町はもうそんな町ではなくなった。
しかたがないから近頃はこんなブログに癒されてる。

人間は快適さをもとめ
暮らしやすさを求めて
進化し、進歩してゆくが
手に入れたのは
こんなにも生きにくい社会だ。

さあ、明日も頑張って「脱出防止ネット」を張ろう・・・。
posted by だだ at 22:37| いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

平城宮跡

いっしょに行こう。
遠くへ行こう。
2人っきりで!
と、デートに誘ったら断られた。
 「2人っきりはイヤー!」
妹は身体が不便なのでヘルパーさんを雇うはずだったが
都合がつかなくなり、私と2人だけで行くことになったのだ。

イヤとか言われたが、でも行く。
何ヶ月も前から約束してたじゃないか。
お姉ちゃんは行きたいんだ。
平城宮跡!

朱雀門

イヤがる妹を無理に車に乗せて来た。
平城宮跡はおそろしく広くて
だだっぴろい野原みたいなところだった。
日差しは強いが、吹き抜ける風は爽やかだった。
 「気持ちがいいね」
と言いながら車椅子を押していくと
野原のまんなかに古代の建物がどーんと建っている。

daigokuden.jpg

ふてくされ気味だった妹も
ようやく重い首をあげ
朱色の柱を見上げて顔いっぱいにニッコリ笑った。
なんて大きいのだろう。
なんて美しいのだろう。
なんて素敵なモノをつくったんだろう。
やるなあ、ニッポン!
これが入場無料だなんて奇跡だよ!
(誰がお金だしてるんだろう・・・)

私も妹も歴史好きだが
ここへ来る人は大抵そうらしい。
老若男女がおしなべてマニアックな会話をしている。
若いカップルの会話に「藤原仲麻呂」とか出てこないよね普通。

さて、歴史テーマパーク「平城宮跡」。
ハリボテではなく、大極殿の中までちゃんとつくってあるのが嬉しかった。

daigokuden2.jpg

houjyu.jpg

お土産コーナーも充実しており
あれだけ不評だったはずの「せんとくん」グッズをみんなして買い漁っているのだから不思議なものだ。
私はやっぱり気持ちわるくて買えなかったけど。

ただ、カフェラテだけは飲んできた。

sento.jpg

1300年前。
昔の日本人は中国に憧れ、中国を手本としていた。
服装も
法律も
もちろん、この都も。
それが今や、あの国は「あしき隣人」だ。
天平人が聞いたら腰を抜かすだろうな。

kage-daigoku.jpg
posted by だだ at 23:40| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

小さなサンジ

チビ猫のサンジはもう2歳半になる立派な大人だが
相変らずチビ猫のままだ。
アジャリと並べるとまるで親子。
体重が倍くらい違う。

体格差
(左:サンジ3.6キロ 右:アジャリ6.4キロ)

サンジは昔からカリカリのキャットフードしか食べない。
肉や魚は猫の食べるものじゃないと思っている。
獣医さんはそれをヘルシー志向だと褒め、大きさも
 「中の小くらい」
と評してまこれであまあ普通だと言う。

しかし、食欲がある=生命力がある、と信じる我が家では
 「スリムな生き物は長生きしない」
という伝説があって
細身のサンジの将来を母と私は心配しているわけだ。

そのうえ、ただの親バカだが、サンジは可愛い。
今までで一番性格が良い。
噛んだりひっかいたりしない。
大きな声でなくこともない。
ひたすらに甘えん坊で、抱っこが大好きで
ずっとごろごろ喉をならせて
ずっとベタベタしてくる猫だ。
いつまでも赤ちゃんのような猫なのだ。
だが美人薄命、
憎まれっ子が憚るのが世の常だから
なんとなく儚い感じのサンジの将来が、
やっぱり心配で心配で心配で、
心配のあまり旅を切り上げて帰ってきちゃったくらいなのだが。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
冷静に考えてみれば
サンジが小さいんじゃなくて
アジャリが大きすぎるだけかもしれない。
posted by だだ at 22:58| 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

世界

この春の 旅の感想をきかれるといつも
 「世界は美しかった」
と答えた。
 「手に負えないほどでっかくて、きれいだった」
と。
なんか幼稚だけどそれが正直な感想で、短い言葉ではうまく言えないからだ。
楽しかった。
いろいろあった。
いい勉強になった。
そんな一言であらわせるもんじゃないと思う。

世界はでっかい。
わかりきったことだ。
世界は美しい。
今までずっと口にしてきた言葉だ。
誰でもしってることだ。

私は頭がわるいから
文化とか国際問題とか歴史とか
あんまりよくわからないし
正直、たいして興味もない。

だから、たったひとつわかったことは、「きれい」だったんだ。
肌で感じる絶対的な「きれい」。

汚いこともたくさんある。
恐ろしいことも
おぞましいものも
残酷なものもたくさん見た。
だけど、それでも、泣きたいくらい、世界は美しかったんだ。
汚いも恐ろしいもすべてをひっくるめて、なおかつ、美しい。

だから
うんざりした気分のときに
自分が素晴らしい世界のなかに生きていることを思い出すとそれだけで嬉しくなるのだ。

人は、それぞれの中に「自分の世界」をもっている。
自然や文化の多様性に負けないほど
人間は多様だ。
人間は汚くて恐ろしくておぞましくて残酷な生き物だが
その世界はやっぱり美しいのかもしれないと思う。
いつか旅が終わったら
次は人間という世界をたくさん旅してみたいと思う。
posted by だだ at 23:55| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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